「何年も英会話教室に通っているけれど、一向に話せるようにならない」
「仕事が忙しくなると、英語を勉強する時間を作れなくなってしまう」
英語習得のために膨大な時間を費やしてきたのに、話せるようにならず、英会話習得に挫折してきた人も少なくないのではないでしょうか。
スピークバディは、そんな英会話習得に苦しむ人を助けたいという思いで開発された、本格的なAI英会話アプリです。
平均利用期間は13.3ヶ月、ユーザーの82%が3か月で英会話力がアップしたと実感。オンライン学習などの従来の学習法と比較しても、続けやすく、高い学習効果を実現しています。
こちらの記事では、スピークバディのプロダクトチームが持つポリシー・考え方をお伝えしながら、その理由を明らかにしていきます。
なぜ英語学習が続かないのか。その話をする前に、まずはAI英会話アプリ「スピークバディ」について紹介させてください。
英語学習を続けていて、こんな風に感じることはないでしょうか?
―「英語を読むことはある程度できるけれど、話すことができない」
―「話そうと思っても、とっさに言葉が出てこない」
日本人は読み書きができても、スピーキングが苦手な方が多いと言われています。スピークバディは、日本人の弱点であるスピーキングに特化した英会話学習アプリです。「第二言語習得理論」という外国語を身につけるプロセスを研究した学問に基づき、英会話で頻繁に使われる会話の型(キーフレーズ)を使用シーンと一緒に学習する独自のメソッドを構築。目まぐるしく進化するAI技術を活用することで、一人ひとりに合った学習体験の実現を目指しています。
さて、本題です。なぜこれまでの英語学習では続けることが難しいのでしょうか。
忙しいから? レッスンを予約するのが手間だから? しかしこれが趣味だったらどうでしょう。ゴルフに行くのが好きであれば、どんなに忙しくても時間を作りますよね。また、美容好きであればどんなに眠くても毎晩のスキンケアは欠かさないのではないでしょうか。
続くものと続かないものの違い、それは「楽しさ」を感じられるかどうかだとスピークバディは考えています。人は楽しいことのためには、時間を作ることもできるし、手間も惜しみません。英語習得に必要な時間は2200時間から3000時間と言われており、この時間を確保するためには「続ける」ことが不可欠です。だからこそ、私たちは、「良い英語学習」=「楽しい英語学習」と位置付け、楽しさを提供することを最も重視しているのです。世の中にあるゲームや趣味、様々なエンタメと同じくらい英会話が楽しければ、きっと続けられて上達もできる、と考えて色々な工夫を凝らしています。
まず、スピークバディのレッスンはすべてストーリー仕立て。主人公は英語を学んでいるあなた自身で、職場やレストラン、映画館、旅行先など、さまざまなシーンで出会うAIバディ(キャラクター)と会話をしていきます。またストーリーはゆるやかにつながっていて、主人公の成長、ストーリーの展開に合わせて、習得する単語やキーフレーズの難易度が上がっていくので、楽しみながら体系的に英会話を習得できる設計になっています。
また文法やキーフレーズを学んだものの、いざ使う時になると「何て言えばいいんだっけ?」と頭が真っ白になったり、「このシチュエーションで、この表現で合ってるのかな?」と不安になった経験はないでしょうか。スピークバディでは、具体的で現実的なシチュエーションと合わせて表現を学んで行くので必要な場ですぐ活用できる、生きた英語を習得できます。
このように、ストーリーが楽しくて続けられ、具体的な表現を学ぶから、すぐに使えて役に立つ。そして少しずつ知っている表現が増えていくと上達の実感が得られて楽しくなる。そんな好循環を生みたいと考えています。
それから、画面設計や操作性などUX(ユーザーエクスペリエンス)にもこだわっています。
英語学習に伴走してくれるAIキャラクターは、会食などの楽しい場面ではニコニコと笑いかけてくるし、遅刻したときには申し訳なさそうな顔をするなど表情豊か。本当に海外の友人や同僚と話をしている気分になるという声も多くいただいています。
デザインや音響も力を入れているポイント。シーン毎に職場やカフェ・車の中・旅先など、その場に応じた背景が表示されますし、電話の着信音・車の音・周囲の雑音なども聞こえてきます。上の画像でも、「カフェ」「オフィス」「パン屋」「ルーフトップバー」など様々なロケーションで会話をしていることがお分かりいただけると思います。
従来の英会話レッスンでは精一杯の想像力を働かせながら行うロールプレイですが、AI相手のアプリ学習ならではの自然なシュミレーションを可能にし「没入感のある英会話」を楽しんでいただけるよう、工夫しています。
また、英会話レッスンを受ける時、海外ドラマや映画で英語学習をしようとした時などに、「難しすぎて太刀打ちできなかった」という経験がある方も多いのではないでしょうか?
言語学習では、「i +1」、つまり自分より一段階だけ高いレベルのインプットが最適と言われています。簡単すぎても難しすぎても、効率のよい成果を得ることはできませんし、何より「わかった」「できた」という感覚が持ちづらく、楽しさを感じづらいのです。
そのため、スピークバディでは初回にレベルチェックテストを行い、ユーザーのスピーキング力を10段階で判定した上で、AIが個々のレベルに最適な難易度のカリキュラムを提案しています。これも学習効果と「楽しさ」にとって必須のことだと考えています。
1日の学習量も、「楽しめる程度に無理なく続けられる」ことを重視し、コンパクトにまとめています。1回のレッスンで習得するのは1つのキーフレーズのみ。インプットからアウトプットまでを効率よくまとめたレッスンはおよそ15分で終えられるので、スキマ時間を有効活用して、スマホで気軽に学ぶことができます。
また、レッスンの前後には、AIが最適なタイミングで単語やキーフレーズの復習を提案。反復による定着率を上げることができる上、自分の習熟状況を実感できるので学習意欲も高められるよう工夫しています。もちろん、復習も楽しみながらできるようにゲーム性を持たせたり特別な演出をしているのですが、それはまた別の記事でご紹介していきたいと思います。
このように、スピークバディには学習効果はもちろんのこと、楽しく英語学習を続けられるアイデアが多く盛り込まれています。ユーザーは感情豊かなAIキャラクターとの楽しい会話を通じて、英語でのコミュニケーションに頻出の表現(キーフレーズ)を学びます。さらにAIが適切なタイミングで繰り返し学習を促し、一度学んだフレーズや単語が「使える」知識としてしっかりと定着するまでサポートします。それにより、「話せた」「上達した」と小さな成功体験を日々実感できるので、モチベーションを維持することができるのです。
なお、アプリを開くたびに、「プロティ」という名前の可愛いロボットが登場し、「今日の調子はどう?」「今日はカレーを作ったんだ!」などと話しかけます。少しでも楽しみを感じて頂ける機会が増えればと、色々な要素をちりばめています。このプロティについては、また別の機会に詳しくご紹介しますね!
この記事では、「スピークバディ」が大切にしていることをお伝えしました。次回は、キーフレーズを学ぶことがなぜ重要なのか、具体的なレッスンがどのような構成になっているかを、その理由とともにお伝えします。
Written by / 山田 智子
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